ポリウレタンの劣化。

ポリウレタンの劣化です。

数年前より発生しております事例です。

通常ポリウレタンの劣化は製造から2,3年で起こるようです。

この言葉には誤解を生む可能性があります。

購入ではなく製造から2,3年です。

製造から販売までの期間があります。

例えば、春頃に企画、製造され秋に販売されます。

お客様がご購入され、着用されます。

そして春にクリーニングされればちょうど一年たったことになります。

次の時期に着用されますと1年半が経過します。

しかしお客様といたしましては半年ぐらい2,3回しか着用してないのに・・・

という具合に誤解が生じる可能性があります。

特に今回の事例はよくありますし、ご注意ください。

購入後2回目の春、2011年の秋にご購入されたそうです。

ポリウレタン劣化ポケット口2

 

 

 

 

 

ポケットの入口です。

ポリウレタンの劣化は、擦れや皮脂(体から出る油)が要注意です。

ポリウレタン劣化ポケット口1

 

 

 

 

 

綺麗に剥がれればまだマシですが、徐々に剥がれます。

今回はご説明させて頂き、ご了解、ご納得頂き

クリーニングさせて頂きました。

ご購入時には販売店、販売員からは説明される事は希です。

衣服の内側に付記用語として付けられていればまだマシなアパレルメーカーだとしか言えません。

難洗衣料(オール✖、洗えない衣服)が増えてきております。

当店ではデメリットはデメリットとしてしっかりとご説明させて頂いております。

何か分からない事がありましたら、ご相談ください。

よろしくお願い致します。

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